バスケをするときフォームは絶対に意識してはいけません。

 

フォームをいじったり意識すればするほど

バスケの上達からは遠ざかっていきます。

 

 

上手くなりたいっていう向上心が高い人ほどフォームを意識しがちなんですが。

 

シュートが入るようになるシュートフォームがあって

それを身につければシュートが上手くなる。

 

速く当たり負けしないドライブのフォームがあって

それを身につければ相手を抜けるようになる。

 

ディフェンスの正しいフォームを身につければ

オフェンスを止めることができる。

 

 

そう思ってフォームを変えてみたり、意識したり。

もしかしたらあなたも熱心にフォームを研究しているかもしれませんね。

 

 

残念ですがフォームを意識してる限り絶対にバスケは上手くなりません。

 

 

フォームは一切意識せず、自然に出てくる動きに任せる。

それがあなたの最高のパフォーマンスを出す秘訣です。

 

 

フォーム意識しても全然上手くならんやんけ!

 

僕も一生懸命フォームを研究していた時期がありました。

 

色んなサイトや本にも

 

  • 高確率で入るシュートの打ち方。
  • ディフェンスを抜くときの姿勢、足の出し方。
  • オフェンスを止めるためのディフェンスの姿勢。
  • 強いドリブルを突くための腕の使い方。
  • 速いパスの出し方。

 

などなど例をあげればキリがありませんが

フォームを変えればさも上手くなれると解説されています。

 

正しいフォーム、効率的なフォームを身につければ上手くなれる。

NBA選手のフォーム真似したら上手くなれる。

 

 

そう考えた僕はいろんなサイトや本、NBA選手のプレーを見て

フォーム研究に明け暮れました。

 

 

シュートのときは利き手側にボールセットすればまっすぐ飛ぶ。

ドリブルの時は肩入れて相手に体預けるようにしたら当たり負けしない。

ディフェンスの姿勢は低すぎてもダメ。

 

 

 

ふむふむ、なるほど。

やっぱり上手くプレーするためにフォームは大事なんじゃなー。

おっしゃ!フォーム直したらバスケ上手くなるでー!

 

 

シュートを打つたび、ドリブルを突くたび、パスを出すたび、ディフェンスをするたび、

僕は常にフォームを意識していました。

 

でも….

 

 

 

 

 

 

 

ぜんっぜん上手くいきません。

とにかく動きがぎこちない。スムーズに動かない。ギクシャクした動きになる。

 

シュートは入るようになるどころかどんどん確率が落ちていく。

フォームを意識するほどドライブのキレはなくなる。

ディフェンスの姿勢を意識しても全然オフェンスを止めれない。

 

 

フォーム意識しても上手くなるどころか下手になってる気がする…

フォームを変えれば上手くなるって嘘じゃね?

 

 

 

 フォームを意識するほどバスケは上手くいかなくなる

 

 

フォームを意識しても全然うまくいかない。

正しいフォームなんてものはない。

自然に、無意識に出る動きに体を任せたほうがバスケは上手くいく。

 

僕がこれに気づいたのはフォームを意識することが上達につながるかを

ネットで調べていたある日のこと。

 

たまたま次のブログに出会いました。

 

「きみの間違いは、まず、自分のフォームを正しいフォームに近づけようとしていること、

そして、一球ごとに、いまのは良かった、いまのは悪かったと判断していることだ」

 

え、それがなぜ悪いのだろう? 男は面食らった。
「正しいフォームに近づけようとしないのなら、練習の意味がないのでは?」

「正しいフォームに近づけようと意識すると、絶対にそこには到達しないんだ」

ますます面食らう話だ。

「人間のからだは精妙にできていてね、頭であれこれ指示せず、からだに勝手に

やらせておけば、いつのまにかベストなフォームを発見してくれるものなんだ」

「そんな無茶な。センスがある人ならそうかもしれないけど、

ぼくなんかだと、きっと変なクセがついてしまいます」

「外から教わった正しい打ち方に近づけようとすると、やれグリップがどう、

テイクバックがどう、体重移動がどうと、チェックポイントだらけになるよね。

瞬間的にぜんぶ正しくやるなんて不可能だと思わないかい?」

確かにそれは男の悩みを言い当ててはいたが、

だからといってコーチの考えが正しいとは思えなかった。

 

「だから何度も練習して、無意識のうちにできるように

体に覚え込ませるんじゃないですか」

「残念ながら、そうやって努力した果てにからだが覚え込むのが、

きみのいう変なクセなんだ。手首を使うな、ラケットは振るな、

左足を踏み込め、面は少し上を向けろ……

外からあれこれ言われるから、タイミングの遅れた

モグラ叩きゲームみたいにギクシャクする。

 

それを何度も何度も練習で繰り返すうちに、芸術的とさえいえるような

奇妙なフォームが固定されるというわけだ」

「スクールで教わることは無駄だと?」

「無駄どころか、百害あって一利なしだ。外からのアドバイスで

正しい打ち方をマスターさせようという教え方なら、だけどね」

ずいぶん大胆なことを言う人だ。世のレッスンプロから抗議はないのだろうか。

 

「それにしても、やはり理に適ったフォームというのがあるんじゃないですか?

勝手にやっていたのでは、そこに行き着けないでしょう?」

「理に適ったフォームというものはある。

ただ、それはその人の外にではなく、内にある。

だから、内側からしかそこには行き着けないんだ。

ああしろこうしろと外から命令せず、からだの中にもともと潜んでいる

最善のフォームが生まれる時、ベストショットを生む運動が姿を現す時を、

楽しみに待っていればいいんだ」

「それならたずねますが、それが理に適った打ち方です、いまあなたは

それをマスターしました、と誰が合格点を出してくれるのですか」

「それはきみ自身さ。からだの知性が、これでひとまず完成、

ということを教えてくれる。からだの動きのどこか一箇所が補正されれば、

他の不具合も待ち構えていたかのように自然に正しい運動を始める」

 

http://tennis55.exblog.jp/4901696/

 

 

テニスのブログですがこの記事を読んだとき

 

 

やっぱりフォームを意識することは大間違いだった!

 

と衝撃を受け、フォームは絶対に意識しちゃだめだと自分の脳みそに刻み込みました。

 

言われてみれば確かにそうですよね?

 

シュートを打つ一瞬の間に

 

膝はこのくらいまげて…

手首と肘の角度を意識して….

ボールをセットする位置は利き手側にして…

ボールを放すタイミングはジャンプの最高点で…

ボールはひとさし指と中指でリリースして…

 

なんて考えてる暇なんかありません。

 

何個も何個も身体の使い方を意識して動くなんて不可能です。

100パー無理。

 

NBA選手もフォームは選手によってものの見事にバラッバラです。

 

レイアレン、ステファンカリー、レジーミラー。

NBAの名だたるシューターもフォームはぜんっぜん違います。

 

特にレジーミラーなんかシュート打った後、手がぐしゃっとクロスしちゃってます。

それでも鬼のようにバンバン決めちゃいます。

 

ボールをリングに入れる。

相手を抜く。

ボールをターゲットに投げる。

相手を止める。

 

フォームなんてものはあくまでそういった目的のために

体が勝手に動いて自然と出たものでしかありません。

 

 

あなたの理想のフォームはあなたの中にあります。

 

無意識で、何も考えずプレーする。

そうすればあなたの身体は勝手に動いてくれます。

 

そうして「自然と出てきた動き」こそがあなたが最高のパフォーマンスを

発揮できる理想のフォームなんです。

 

 

 

フォーム意識するのやめる→世界が変わる

 

 

下手なやつはフォームが汚い。

フォームがきれいになったら上手くなる。

結果が出るフォームがあってそれ身につけたら上手くなる。

 

一見、バスケが上手くなるための「常識」であるように見えます。

 

しかしこの常識を疑い、フォームを全く意識せずプレーに集中する。

 

そしたらね、

 

 

 

 

世界変わりますよ。

 

いや、マジで。大げさでもなんでもなく。

 

フォームを一切気にしないだけで身体が動く動く!

無意識、何も考えずにプレーに没頭するから最高のパフォーマンスが引き出される。

 

世界のトップアスリート、NBA選手はこういう感覚でプレーしていたのか。

身体がスムーズに動くから、楽に気持ちよくプレーできる。

フォームを意識しないから、良いプレーができる。

 

もしあなたがフォーム変えれば上手くなれると思ってるんだったら

その考えを今すぐ燃やしてください。

 

跡形もなく二度と脳みそにその考えがよぎらないように。

繰り返しますがフォームを意識したら絶対ダメです。

 

上手くなることは1000パーセントありませんから。

ドンドン下手になりますから。

 

フォームを意識して体がスムーズに動かない。

プレーじゃなく自分の身体に集中してるから反応が遅れる。

相手を出し抜けない。

 

フォームのことを頭の中から抹殺するだけであなたはこの苦しみから解放されます。

 

身体がものすっごいスムーズに動きます。

一瞬の反応、判断でベストなプレーをクリエイトできるようになります。

 

無意識の動きに身を任せれば最高のパフォーマンスが発揮できるようになりますよ。