練習量を増やせば上手くなる。これは誰もが思うことでしょう。

 

しかし、がむしゃらにバスケをしまくったところで上手くなりません。

むしろ下手になる可能性があります。

 

もし、あなたが練習量を増やせば上手くなると考えているのならその考えは改めてください。

では、バスケが上手くなるスピードがピークになる練習量はどれくらいか?

 

それは週に2日です。

 

少ないと思われたかもしれません。ですが週に2日が最も上手くなるスピードが上がります。

 

 

良い感覚を積み重ねること

 

これがバスケが上手くなるために必要なことです。

日々の練習の中で相手を抜く、シュートを決める、アシストを通す。

良い感覚を積み重ねることでスキルのレベルが上がっていきます。

 

しかし、疲労が溜まっているとそれができません。

疲れているからドライブのキレが落ちる、シュートの動作が重い、パスが走らない。

 

また、動かない身体を無理やり動かしているのでケガの原因にもなります。

 

身体が動かない状態でプレーをしても、悪い感覚しか積み重ねることができず、

疲労が溜まりスキルの上限が上がっていかないというわけです。

 

 

怪我するって事はオーバートレーニングだと言うこと。

もしくはトレーニングに見合ったリカバリーが出来ていないという事。

トレーニングが多過ぎるのも回復が足りないのも成長を阻害する大きな原因です。

沢山やればいいってもんじゃなく、やったらしっかり回復が最大で最短の努力。

武井壮

 

 

週に2日がベストの理由

 

この週に2日というのはバスケの間を2~3日空けます。月、木や火、金などです。

僕がこれまで試した中でも、週に2日くらいがパフォーマンスが一番上がりましたし。

 

ウェイトトトレー二ングでも週に2日がベストというデータがあります。

これは超回復にかかる時間が48~72時間=2、3日おきだからです。

 

バスケはハードなスポーツです。

 

あれだけ走り回って、ストップ、ダッシュ、ターン、ジャンプの繰り返し。

バスケの次の日は必ず疲労が溜まって身体が重いはずです。

これは筋肉が損傷しているからです。

 

しかし、その状態でプレーしても動かない身体を無理やり動かそうとするから力む。

いつも通りの動きができない。

 

 

疲れがたまってるのに無理してバスケするより。

 

きっちり休んで、肉体的にも精神的にもリフレッシュしたほうが早く上手くなれます。

 

学生の時はほぼ毎日バスケやってましたけど、体がだるかったり、どこかが痛い状態でやってて。

でも、今はキレもスピードも今までで一番出る。

 

休む、っていうだけでパフォーマンスは上がります。

 

あなたは練習しすぎ、オーバーワークになっていませんか?

疲労が溜まっている状態でバスケをやっても下手になることはありますが、上手くなることはありません。

 

バスケが上手くなるスピードがピークになる練習量は週に2日です。