バスケのサイトや本を読んでもバスケは上手くなりません。

 

その理由を今から、説明します。

 

 

 

名選手は名監督になれない

 

これってよく言われる言葉ですよね?

(もちろん例外もありますが)

 

そのわけは、名選手は他の選手ができないことを、感覚でやってるから。

 

選手がどうしてできないのか?なぜうまくできないのか?

ここらへんの気持ちが分からなかったり、上手く説明できないことが多いからです。

 

 

バスケの本やサイトを読んでも1ミリも上手くなれないのは

ここに理由があります。

 

 

巷で解説されているバスケのコツとかテクニックというのは。

 

 

 

全部、結果論、後付けにしかすぎません。

 

 

為末大さんはこう言っています。

 

成功者が語る事は、結果を出した事に

理由付けしているというのが半分ぐらいだと思う

 

僕は半分どころか、99%くらいがそうだと思っています。

 

バスケで実績がある人が書いたコツとかテクニックを読んで。

 

それを勉強して、真似できるようになって、自分でもできるようになった。

僕はそんな経験ありません。

 

一生懸命、バスケを勉強しても、そのおかげで上手くなれた試しは1度もない。

 

 

色んなところでテクニックやコツといったものは解説されていますが。

あれは全て後付け、理由付け、結果論です。

 

 

上手い選手がやってることを外から見て、後から

こうすれば上手くいきますよって言ってるだけ。

 

目に見えるものを分析しているだけに過ぎないんです。

 

 

今だけを見て、今までを見ていない。

 

ジョーダン、コービー、アイバーソン、ステファンカリー。

 

 

彼らがそれまでどれだけの練習量を積み重ねてきたか?

どんな方法でバスケが上手くなってきたか?

なぜ、常人離れしたスピードやキレ、ジャンプ力を発揮できるのか?

 

 

こういった上手いと呼ばれる選手たちのバックグラウンドや生い立ちを

見ずに、ただ外から見えるものを分析しても意味がない。

 

 

というか、そんなこと誰にでもできます。

 

目で見えたことをただそのまま、言ってるだけなんですから。

 

 

よくドリブルのテクニックの解説とかで、

重心は低く、フェイクにリアリティを持たせる、一歩目を鋭く。

 

そんなん言われんでも、見たらわかるじゃないですか?

 

 

そして、上手い選手はコツとかテクニックとか意識してない。

 

考えるな、感じろ。

考えてプレーしては遅い。直感でプレーしろ。

なぜかできるんだ。体が勝手に動いたんだ。

何も意識してない。普通にプレーしてるだけだよ。

 

 

トップアスリートは口をそろえてこう言います。

 

彼らはテクニックやコツを意識してるわけではありません。

何も考えずに直感・無意識で動いています。

 

感覚・フィーリングです。

 

 

意識、理屈、論理というのはバスケでは何の役にも立ちません。

 

 

それを意識的に真似すれば上手くなれるというのは浅はか。

 

 

人間というのは絶対的な因果関係を求めます。

 

こうすれば上手くいく。

こうすれば失敗しない。

 

だから、コツとかテクニックを求め、そこに再現性を見出そうとする。

安定、心のよりどころを探す。

 

 

けど、バスケはそんな単純なものではありません。

 

相手がプレッシャーをかけてくる。

コート上の10人の選手が複雑に絡み合う。

一瞬、一瞬で目まぐるしく変わるフロアの状況に瞬間的に反応する。

 

 

バスケは複雑、かつランダムです。

 

そこに、

 

こうすればこう。

ああすれば、ああなる。

このテクニックを使えば上手くいく。

 

なんてものは存在しません。

 

意識や理屈がプレースピードに追い付くわけがない。

 

 

バスケサイトや本で解説されてるのは、全部後付け。

目で見えるものを後から理屈で説明したもの。

 

 

そういったものを勉強したほうが上手くなれると

感じてしまいがちですが、それは大きな間違いです。

 

 

何も考えず、プレーする。

何度もプレーして、感覚・直感を磨く。

 

いやいや、そんなん当たり前やん!

もっと特別なノウハウがあるはずだ!

 

 

あなたはそう思うかもしれませんが。

 

テクニックやコツと言ったものを追い続ける限り、バスケは上手くなりません。

 

 

本質というのは、その重要性を見逃してしまうくらい

シンプルであっけないものです。

 

「え?それだけ?」

 

みたいな。

 

 

けど、そこを押さえることが遠回りのように見えて、実は近道。

 

 

最短・最速で上手くなります。