あなたはバスケが上手くなりたいですか?

 

…答えは当然YESですよね?

 

 

では、バスケが上手くなる唯一の方法をお教えします。

 

それは

 

「バスケの」練習

 

をすることです。

 

当たり前じゃねえか!!!!!

そんな分かり切ったことをいちいち言ってくるな!

バスケの練習はやってるわ!

 

と今、あなたは思われたかもしれません。

 

 

 

では、お聞きします。

 

 

本当に「バスケの」練習やってますか?

 

僕が知っているバスケというのは

 

味方5人、敵5人の選手がいて、ゴールが2つあり、

オフェンスはゴールを入れる、ディフェンスはゴールを守る。

 

そのために相手と駆け引きしながら、最適な動きを判断しながら、

電光石火のスピードで変わるフロアの状況に対応しながらプレーするスポーツです。

 

つまり、僕が考えるバスケが上手くなるための「バスケの」練習とは試合のことです。

このブログでは何度も言っていますが、試合をひたすら繰り返すことが

最速でバスケが上手くなる唯一の方法であり、他の練習に時間を割く必要はありません。

 

 

一人でやるドリブル練習やシュート練習というのは相手がいない状態で

自分の動きたいように動く練習です。しかし、試合では相手は自分の思った通りに動いてくれません。

 

3メンや約束事を決めての3対3などの練習は同じパターンを繰り返す練習です。

これではランダムかつ複雑に変化する状況の中で最適なプレーをを判断する力がつきません。

 

これらの練習はバスケの試合にあるはずの駆け引き、判断、連続性、フロアの変化などの

要素がゴッソリと抜け落ちています。

 

 

こんなことも良く言われます。

 

日本人は練習は上手いが、試合は下手。

海外の選手は練習は下手だが、試合は上手い。

 

テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人。

これはバスケでも当てはまるでしょう。

 

 

バスケが上手くなるためにはバスケの練習をしないといけません。

 

ハンドリング、ドリブルドリルを1人でやりまくる。

この練習で身につくのは、相手がいない状態でのドリブルスキル。

 

でも、試合では相手のプレッシャーもありますし、

ドリブルだけに意識を集中させすぎずに他のプレーも判断しなければなりません。

 

 

日本の練習でよく見られる3メン、シュートドリル。

常にフリーでパターン通りに動くスキルは身につきますけど。

試合では相手がいますし、その相手はパターン通りに動いてくれるわけじゃない。

 

 

僕の考えるバスケの練習、上手くなる練習とは

 

複雑かつランダムに変わるフロアの状況に対応しながら、

相手との駆け引き、どのプレーを選択するかの判断が磨かれる練習です。

 

 

駆け引きと判断力を磨かなければ、相手に自分の動きを読まれまくる。

無駄なプレー・動きを連発してミスを量産する選手にしかなれません。

 

 

バスケで一番必要な能力は駆け引きと判断力です。

 

そこを磨く練習をすれば、バスケは上手くなります。

 

相手がいない状態での練習と相手がいる・プレッシャーがある状態での練習。

 

1つのパターンをバカみたいに繰り返す練習と複雑かつランダムに変化する

コートの状況に反応して次のプレーを判断しなければならない練習。

 

 

前者と後者で磨かれる能力・スキルは全く違います。

そして試合で必要となるスキルは後者のほうです。

 

 

僕も個人練習やパターン練習を熱心にやっていた時期がありましたが。

 

そのとき感じたことは

 

自分よりドリブルが下手なのに、

試合では僕より活躍できる選手が何人もいる。

 

練習ではそれほど上手く見えないのに、

試合になると見違えたように上手い選手が何人もいる。

 

 

ハンドリング、ドリブルが上手くてもバスケが上手いことにはならない。

練習でどれだけ上手くできても、試合になると使えないなら意味がない。

 

 

練習でしか使えない能力・スキルを磨いても意味がありません。

試合で使えるスキルを身に着ける練習をしないと。

 

 

じゃあ、バスケが上手くなる「バスケの」練習は何か?

 

 

試合です。

 

試合の中にこそ、バスケに必要な能力を磨く全ての要素が詰まっています。

 

上手いやつと下手な選手の違いって、経験してきた試合量の差なんですから。