シュートが入ろうが入らまいが。

相手を抜けようが抜けまいが。

パスが通ろうがカットされようが。

 

ぶっちゃけ人生にそこまで影響ない。

プロの選手は別だろうけど。

 

たかがバスケ。

 

人生はバスケが全てじゃない。

 

バスケの他にもやらないといけないこと。

やりたいと思うもの。

 

いっぱいある。

 

 

なのにバスケが上手くならないとこの世の終わりだ。

バスケが下手=人として終わりみたいな。

 

 

上手くなりたいって気持ちが強すぎて、

悲壮感や絶望感を感じながら必死にバスケと接してる人。

 

 

でも、そうじゃないと思う。

 

はじめてボールに触れたとき。

はじめてシュートを入れたとき。

 

そこにはただ、楽しさがあった。

ただ、何も考えずにバスケに没頭していた。

 

それが大人になるにつれて、プレーを楽しめなくなる。

 

上手くいったか、ミスしたかの二者択一でしか見れなくなる。

 

バスケが上手い人ってちゃんとバスケと

良い距離感を置いてる。

 

バスケ以外のときはバスケのことについて

そんなに考えてなくて。

 

上手くなりたいって気持ちはあるけど、そこまで必死じゃなくて。

 

たぶん上手い人ってバスケのサイトとか本とかあまり見ないし。

 

趣味とか、友達と遊ぶこととか。

 

そういうのもちゃんと大事にして。

 

で、バスケをするときは集中してプレーする。

メリハリがあるっていうか。

 

上手い人ってプレー見てても、どこか余裕がある。

 

ただバスケをすることを楽しんでて。

だから目の前のプレーに集中できる。

 

 

逆に上手くない人は必死でガチガチ、ギスギスしてる。

 

ミスしちゃダメだ!

絶対上手くなってやる!

 

だから焦りや不安、苛立ちが大きくなって

落ち着いてプレーできない、動きに余裕がない。

 

 

たかがバスケっていうのは言い過ぎかもしれないけど。

 

バスケが全て。

バスケが上手くないと終わってる。

 

そんなふうに考えてたら、バスケは楽しめないし上手くいかない。

 

別に上手くプレーできても、できんでもどっちでもええわ。

バスケ下手だからって人生終わるわけじゃないし。

 

恋愛とかでも相手のことしか考えられないくらい好きになったら、

余裕や冷静さが持てずに、上手くいきません。

 

ライトな感じ、軽い感じでバスケやったほうが、良いプレーができることは多い。

 

 

 

されどバスケ

 

まあ、ぶっちゃけあってもなくても変わらないバスケに打ち込んでる。

 

僕も、あなたも。

 

それはバスケで得られるものがいっぱいあるから。

 

自分を表現する楽しさだったり。

ミスしていたプレーができたときの達成感。

チームメイトと上手く合わせのプレーできた時の爽快感。

人とのつながり。

 

 

バスケで味わってきた成功や失敗、人とのかかわり方っていうのは。

 

人生を生きていくうえで必ずプラスになってる。

 

 

バスケがなかったら、

 

気づけなかったこと。

分からなかったこと。

得られなかったこと。

 

いっぱいある。

 

だから、されどバスケなんだけど。