って言う人、結構います。僕の周りに。

 

大人になってからバスケ始めたのに、ふつうにそこらへんの経験者よりも上手い人。

 

あなたの周りにもいませんか?

何で部活でバスケやってないのにそんなに上手いの?っていう人が。

 

普通に考えたら部活でバスケをやってた経験者のほうが上手いはずです。

学校の部活を考えても、遅くて高校からなら3年、中学からなら6年、ミニバスからならそれ以上の

経験年数の差があるはずだからです。

 

しかし、大人になってからバスケを始めたのにも関わらず、経験者よりも上手い選手ががいる。

 

その理由を今から話します。

 

今から書くことを知ることであなたは

 

社会人になってからのバスケが一番上手くなれる理由。

経験者が未経験者に追い抜かれてししまう理由。

裏を返せば、どうすれば大人になってからでも上手い選手に追いつけるのか?

 

これらのことを理解できるでしょう。

 

あなたが大人になってからでもこれまでにないスピードで上達する方法が知りたいなら。

 

ぜひ、続きを読み進めてください。

 

 

社会人バスケは部活バスケの3倍のスピードで上手くなる

 

3倍というのは何の根拠もありません。

 

しかし、僕の経験から社会人バスケは部活バスケの3倍、もしくはそれ以上のスピードで上手くなります。

 

まず1つ目の理由が上達に直結する練習に集中できるということ。

 

このブログで何度も言っていますが、バスケが一番上手くなる練習というのは試合です。

 

上手い選手と下手な選手の差は経験してきた試合の数で決まります。

 

部活で行われる練習を思い出してください。

きついフットワークや走り込み、3メン、シュートドリルやドリブルドリルに練習の大半を費やし。

最後にちょろっとだけ3対3や5対5をするという感じではなかったでしょうか?

 

しかし、このような練習は全く上達に繋がらない無駄な練習です。

 

バスケで重要なのは常にがむしゃらに走ることではありません。

いつ、どこに、どのくらいのスピードで走るかという判断力です。

 

相手がいない練習を繰り返して、相手のプレッシャーをかわす力、相手の逆を突く力は身につきません。

 

あらかじめ決まっている動きを繰り返す練習をしてもシュートかパスかドリブルかという

コートの状況に合わせて最適なプレーを判断する力は身につきません。

 

部活で定番、当たり前とされている練習はハッキリ言ってクソです。

上達に1ミリも繋がらないんですから。

 

 

それに比べて社会人のバスケはどうでしょう?

軽くアップをして、2対2や3対3をしたらすぐゲームをすることが多いのでは?

 

実はこれが社会人のバスケが部活バスケよりも何倍ものスピードで上手くなる理由です。

 

よく考えてみてください。

社会人からバスケを始めたひとはフットワークも3メンもシュートドリルもあまりしたことがないのです。

ほとんど試合を繰り返しているだけです。

 

それなのに、経験者よりも上手くなれる未経験の選手がいる。

 

僕自身、部活バスケの3年間と社会人バスケの3年間を比べると。

社会人バスケのほうが何倍ものスピードで上手くなってます。

 

ほとんど試合しかしてないのに。練習量は4分の1、5分の1くらいになったのに。

それは今も変わってなくて、やればやるほどバスケが上手くなってます。

 

あとは単純にバスケがめちゃくちゃ楽しくなります。

部活のときはキツイ練習をやらされてたし、上手い選手が絶対で試合に出れなかったり。

周りの言うことに絶対従わないといけない、自分を抑えてプレーしないといけなかったり。

 

けど今は試合っていう一番楽しい練習ばっかりできる、自分のやりたいように自由にプレーできる。

試合に出れないってことがない。

 

この自由さって部活じゃ味わえなかったですし、社会人バスケのほうが100倍楽しい。

 

上達するのに大事なのは上手くなる練習に集中すること=試合を繰り返すこと。

そして、バスケを楽しむことです。

 

社会人バスケはそれができます。

 

だから、社会人になってバスケを始めた人が経験者よりも上手くなるということが起きるのです。

部活でやってるような練習メニューは知らないし、やったことがないにもかかわらず。

 

ただ、試合を繰り返すだけで、試合を楽しんでいるだけで最速で上手くなれると言うことです。

 

 

他の競技が上手い選手はバスケも上手い

 

しかし、ここで疑問が出てきますよね?

 

社会人になって試合を繰り返すことができるから上手くなるスピードが上がるのは分かった。

 

けど、社会人になってバスケを始めた人にも上手くなってる人とあまり上手くなれてない人がいる。

これはどう説明するの?

 

この疑問に答えると、社会人になってバスケを始めてすごく上手くなってる選手というのは、

他のスポーツでも上手かった人です。

 

NBA選手が学生時代アメフトや陸上、バレーやテニス、サッカーなど他のスポーツでも

優れていたというのは聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

 

では、彼らはなぜ複数のスポーツで結果を出せるかというと身体能力が高いからです。

身体能力が高いということは自分のイメージ通りに身体を動かせるということ。

 

キレ・スピードがある、高く跳べる、ボディバランスが崩れない、身体を自由に操れる。

 

だから、どのスポーツでもスキルを早く習得できます。

 

逆に身体能力が低いと、どれだけ練習をがんばっても、なかなかスキルが身につきません。

ドリブルが遅い、速いパスが出せない、シュートモーションが遅い、打点が低い、すぐに当たり負けする。

 

上手い選手というのは運動神経が良い選手が多い。

体育の授業とかでも、バスケ部の先輩がバレー部顔負けのスパイクを打ってたり。

サッカー部の上手いやつがバスケ部顔負けのドリブルしてたり。

 

何かのスポーツが上手い選手はだいたい、他のスポーツも上手くて、なんでもできるんですよ。

さきほどNBA選手は他のスポーツも上手いって話をしましたけど。

 

つまり、社会人になってバスケを始めたのにも関わらず経験者よりも

上手くなる選手というのは身体能力が高い選手、運動神経が良い選手です。

 

それほど上手くなれない選手は身体能力が低い、運動神経が低い選手。

 

だから、バスケが上手くなるためにはまず身体能力・運動神経を良くしないといけない。

それがスキルの土台になりますから。

 

いや、身体能力とか運動神経ってセンスとか才能とか生まれ持ったものじゃん、と考える人もいるでしょう。

しかし、トレーニングによって後天的に上げることはできます。

 

僕は身長も低いし(162,3cm)、身体能力・運動神経もお世辞にも高いとは言えませんでした。

いつも周りから遅いって言われてましたし、ジャンプもリングのネットをようやくつかめる程度。

シュートモーションは遅い、ドリブルも遅い、パスはヒョロヒョロ、すぐにこける…

 

でも、どうすれば身体能力が上がるかを理解して、そのためのトレーニングを実践した結果。

 

今では周りから速いと言われ、跳ぶなーと言われ(今はリングとボードの間の付け根に触れます)、

身体強いなーって言われます。

 

シュートは軽く打てますし、スリーの1mくらい後ろでも普通に打てるし。

ドライブで相手を抜けるし、速いパスを出せるし、ダブルクラッチも普通にできるし。

ドライブやディフェンスでもめったに当たり負けしません。

 

僕はNBAの黒人選手の身体能力にダイレクトに近づくという視点でトレーニングしています。

その結果、前よりも身体能力はかなり上がりました。

 

NBA選手くらい身体能力があれば、バスケって楽しいだろうなーって思ったことありませんか?

 

身体能力を上げてから僕は出来なかったプレーができるようになりました。

イメージ通りに身体が動くようになった。

 

これまでは、速いモーション・高い打点でシュートが打ちたいのに打てない。

速いパスが出したいのに、ヒョロヒョロのパスしか出せない。

転びたくないのに、転んでしまう。

 

NBA選手とか上手い選手のプレーを見て、イメージはできてました。

こうプレーすればいいんだって。

けど、身体がその通りに動いてくれなかった。

 

 

上手い選手って身体能力・運動神経が高いから、どんなスポーツでも早く上手くなります。

この部分ってセンスとか才能もそりゃ大きいですけど。

後からでもトレーニングでかなり埋めることができます。

 

 

 

結局、本質を押さえてるかどうか

 

もう、聞き飽きたかもしれませんが。

 

バスケの本質は駆け引き、判断力、身体能力。この3つ。

 

この3つの力が高ければ、これらを伸ばす練習をすれば。

大人になってからでも、バスケはめちゃくちゃ上手くなります。

 

社会人になってからバスケを始めたのにもかかわらず、上手い選手。

 

彼らは試合を繰り返す。バスケをしがらみや縛りにとらわれず楽しむ。

身体能力、運動神経が高い。

 

バスケの本質を押さえているから、爆発的に上手くなっています。

 

そして、この3つの本質となる力を磨くためには。

 

試合を繰り返して駆け引きと判断力をひたすら磨く。

黒人の身体能力に近づくトレーニングをする(インターロック、ダンス、坂道ダッシュ)

 

これだけです。

 

繰り返しますが、バスケの本質を押さえれば上手くなるスピードは何倍にも伸びていきます。

 

社会人になってからでもバスケは上手くなります。

どうせ下手だから、もう大して上手くなれないと諦めないでください。

 

あなたのパフォーマンスは大人になってから伸びるんですから。