史上最高のシューターとも言われているステファンカリー。

 

彼のようなシュート力があったら…

カリーみたいにシュートをバンバン入れたい!

 

これは多くの選手が持っている願望だと思います。

あなたもそうでしょう。僕もそうです。

 

でも、いざ試合になるとシュートが決まらない…

 

そんな悩みを抱えていませんか?

 

それでシュートフォームを変えたり、色んなサイトを見て

シュートが入る方法を探し回ってる。

 

そんなあなたにステファンカリーのシュートを自分のものにする方法を

伝えていこうと思います。

 

 

全く新しいシュートフォームの改善方法。

 

僕は何度もフォームを気にするなと言ってきました。

自分の感覚を信じるのがベストです、と。

 

なので、今から書くのは

 

自分のフォームで打ってるのに、全然入らない。

何かを根本的に変える必要がある。

 

そう感じている方のためのものです。

自分のフォームでバシバシ入っているのなら、無理にフォームを変える必要はありません。

 

では、全く新しいシュートフォームの改善方法。

もっと言えばステファンカリーのシュートに近づく方法をお話します。

 

 

ステップ1.自分のシュートを客観視する。

 

スラムダンクの桜木が自分は華麗なフォームの動きで打ってるイメージを持ってたのに。

いざ、自分のシュートのビデオを見るとめちゃくちゃカッコ悪い…

 

このようなシーンがありました。

 

自分のイメージと現実のズレです。

 

まずはここのズレをはっきりと認識しなければいけません。

ここが分かっていないと、どこを改善すればいいか分からないからです。

 

そこが分からないと、治しようがありませんよね?

 

勉強で間違った問題で、答えだけを直しても、

どこで間違っているのかが分からないと同じ間違いを犯してしまいます。

 

 

 

だから、今自分はどうやってシュートを打っているのかを

観察して、どこをどうすればいいのか?

 

イメージと現実のズレがどこにあるのか?

 

ここを見極めること。

 

例えば自分はカリーのようなイメージで打っていたとしても。

膝が曲がりすぎていた、ボールを構える位置が高すぎる、リリースタイミングが遅い…

そういうズレがあるはずです。

 

でも、自分はカリーのようなフォームで打ってるはずだという

主観的なイメージがあるから、それが分からない。

 

だから、第三者の目から見るように、自分のシュートを客観視するんです。

 

自分の身体がどう動いているのか?

 

ここに意識を集中してください。

 

膝がどれくらい曲がっているのか?

ボールはどこにセットしているのか?

どのくらい跳んでいるのか、リリースタイミングはどこか?

 

こういったことをありのままに感じるんです。

 

ボールなしでゆっくりシュートの動作をする。

目を瞑って、身体の動きを感じやすくする。

 

こういった方法もおススメです。

 

 

ステップ2.理想のイメージを脳に刻み込む

 

ここではカリーを例にして話しますが。

ハーデンでも、クレイトンプソンでも誰でもいいです。

 

自分がこんなふうに打ちたいというイメージを脳に焼き付けます。

 

 

ステップ1で自分がどのようにシュートしているかの現実の動きを認識する。

 

このステップ2で理想のイメージを脳に焼き付けることで、

どこに現実とイメージのズレがあるのかがハッキリ分かります。

 

ここで一番注意するべきことは、

 

分析したり、矯正しようとしたりしてはいけない

ということ。

 

カリーは膝を曲げずに、ジャンプした直後にリリースしていて、

ボールをセットしている位置はこれくらいで。

 

でも、自分の動きとはズレがあるから膝の角度やリリースタイミングを直そう。

 

シュートを理屈で分析し、治そうとする。

絶対にやってはいけません。

 

 

全体的なイメージで掴んでください。

カリーのシュートを膝とか、腕とか部分で分解してとらえるんではなくて。

シュートの打ち始めから終わりまでを1つとして捉える。

 

こんなふうにシュート打てばいいんだっていうのを

イメージ・フィーリングで掴むことが超重要です。

 

 

 

ステップ3.無意識を信じ切る

 

それでは、実際にシュートを打ちます。

 

このとき大事なのが

 

全てを無意識に任せる。感覚を信じ切る。

 

ということ。

 

さきほども書きましたが、ここを変えよう。

自分のここが悪いなどと、決して分析・矯正しようとしてはいけません。

 

 

ただ、無意識に任せて

カリーみたいにシュート打って、と

体に依頼、頼むのです。

 

 

さっき、理想のイメージ見せただろ?

その通りにやってくれよ。

 

と身体に頼むんです。(ココ大事)

 

 

そしたら、信じられないかもしれませんが、不思議なことに。

 

シュートフォームが自然と変わっています。

それも自然に・スムーズに。

 

 

 

ステップ4.ステップ1~3を繰り返す。

 

ステップ1~3までで、あなたのフォームは変わっているはずです。

 

そして、それは必ずカリーのフォームとは違っているはずです。

決して全く一緒にはなりません。

 

でも、それでいいんです。

 

ここで一番やっちゃいけないのが、

 

ココが違う。ここをもっと直さないと。

とフォームを分解して分析・矯正しようとすること(くどいですね)。

 

 

ステップ1~3までで

 

  • 自分の現実を把握する。
  • 理想のイメージを焼き付ける。
  • 無意識・感覚でフォームが変わる。

 

これを繰り返していけば、あなたのシュートは変わります。

 

そして、入るようになります。

 

何回も言いますけど、決して分析・矯正しようとしてはいけません。

 

無意識に身を任せて、自動的にフォームが変わるのを待つ。

これがあなたのシュートを変える唯一の方法です。

 

 

これだけ繰り返して言っても、たぶんあなたは

自分のシュートを分解して分析・矯正をしてしまうはずです。

 

ココが悪いからシュートが入らないんだって。

 

でも、辞めてください。

 

シュートの打ち始めから打ち終わりまでを

全体的な1つのイメージでとらえる。

 

あとはただ、「こうやって打って」って身体に頼むだけで良い。

 

これを絶対に、絶対に忘れないでください。

 

 

従来のフォーム改善は自分のシュートを意識的に分解、分解・矯正する方法。

 

今回紹介したフォーム改善は無意識・自動的に身体が勝手に変えてくれる方法です。

 

試してみてください。

 

驚くほどスムーズにシュートが変わります。

 

 

P.S

 

ただ、フォームを変えるということはそれまでの感覚を捨てるということなので

一時期はシュートが入らなくなるかもしれません。

 

しかし、意識的に分析・矯正しない。無意識に身体に任せる。

これを徹底して続けていけばあなたのシュートは勝手に良くなり続けます。

 

 

あとは入るシュートを打つのも大事。

近い距離でいいから入るシューティングをする。

 

カリーもフォームを変えたときは1か月くらいペイントエリアの

外側からシュートを打てなかったと言ってますから。